ALONE アローン

原題:Mine

2016年製作/106分/PG12/アメリカ・スペイン・イタリア合作

 

映画のタイトルに疑問が生じるときは、原題をみると解決できる時がある

 

生き方の指標は生まれ育った環境によって少なからず影響をもたらし、ひとりひとりの資質が掛け合わされ多種多様になる

 

それでも共通しているのは、人は考え悩み多少のトラウマを抱え、生きていることではないだろうか

何事も一概には言えないが、俯瞰できる自分でありたいものだ

 メタファーを楽しみ、本質をみることができるように

 

ラストシーンのあれは、彼の見たまぼろしなのかそれとも現実か

 

ヤバすぎファミリー 毎日がパラダイス

原題:Growing Op

2008年 カナダ 99分

 

正しいか、そうじゃないか、ではなく一人の青年の成長を描いたお話

背景は何でもよくて、見てもらうための手段として受け手に引っかかればいいのだと思う

万人に受けなくても、万人からこぼれてしまう層に届くといいのかもしれない

皆が同じ感覚ではないのだから

 

根本はだいたいいつも同じで、愛と自立と平和と尊重.

I am I

you are you

 

邦題つけるのって頭悩ませるんだろうな

her 世界でひとつの彼女

Her

2013年製作/126分/PG12/アメリ

 

鑑賞2回目

 

オレンジ、あたたかい光、ぬくもり、内省、気づき、前進

この物語は人と人工知能の共生の話のようで、人が人と関わるための手助け、もしくは回復のためのステップとして機能しているように見えた

カウンセリングとまでは言わないが、それに似たようなもの

実態がない相手だからこその距離感での関わり方を通して、対話し、考える、ことは ”すべて自分の中だけで起きている事” に近いんじゃなかろうか

 

傷ついた自分に向き合い、認めて乗り越えた先にある、等身大の今の自分に戻って来ることができれば、また先へ進むための一歩が踏み出せる

 

どんな感情も、感じたことはすべて本物

ぬくもりも痛みも穏やかな気持ちも、全部が今の自分を生きるエネルギーになる

Love,サイモン 17歳の告白

Love, Simon

2018年製作/110分/アメリ

 

悲劇でも喜劇でもない、なにも大げさなことじゃない普通の恋愛として描かれ始めている

自分の思っていた未来が実現しつつあると感じる

 

人が人を好きになるすてきな青春恋愛映画

希望があるし未来がある感じがよかった

10年後、20年後の未来が楽しみだし、それ以上の未来もとても楽しみ