her 世界でひとつの彼女
Her
2013年製作/126分/PG12/アメリカ
鑑賞2回目
オレンジ、あたたかい光、ぬくもり、内省、気づき、前進
この物語は人と人工知能の共生の話のようで、人が人と関わるための手助け、もしくは回復のためのステップとして機能しているように見えた
カウンセリングとまでは言わないが、それに似たようなもの
実態がない相手だからこその距離感での関わり方を通して、対話し、考える、ことは ”すべて自分の中だけで起きている事” に近いんじゃなかろうか
傷ついた自分に向き合い、認めて乗り越えた先にある、等身大の今の自分に戻って来ることができれば、また先へ進むための一歩が踏み出せる
どんな感情も、感じたことはすべて本物
ぬくもりも痛みも穏やかな気持ちも、全部が今の自分を生きるエネルギーになる